矯正歯科治療は費用もかかり治療期間も長いため、一生に関わる大切な治療です。
患者さまと歯科医師との信頼関係は、治療を成功させる大きな鍵となります。
今回は、一般歯科診療所で矯正歯科治療を行うメリット1~10についてご説明します。
1.口腔衛生管理の視点から矯正歯科治療ができる
歯並びが悪いことが原因で歯周病や虫歯になってしまう患者さまに対して、その改善や予防を目的とした矯正歯科治療を提案することが出来ます。
2.定期検診で咬合異常の原因を早期に発見できる
患者さまが初めて訪れるのは一般歯科診療所であり、一般歯科では口腔内の状況を把握しやすいという利点があります。特に小さいお子様の場合は、咬合異常になりうる原因を早期に発見、除去することができます。
3.矯正歯科治療中の口腔衛生状態の悪化を防げる
矯正治療中、最も懸念される口腔衛生の問題を、患者さまとすでに信頼関係を構築した担当歯科衛生士が管理することが出来ます。
4.信頼関係が構築済みで的確な治療や意思疎通が行いやすい
すでに患者さまと歯科医院の関係が構築されていると、患者さまとの意思疎通がとれやすく、あまり心理的な障壁の無い患者さまの考えを聴き、治療に反映することが出来ます。
5.一貫したフィロソフィーに沿った治療ができる
顎位に対して、一人の歯科医師がもつフィロソフィー(考え方)に準じて診断や治療を進めることができ、患者さまに対して一貫性のある治療を行うことが出来ます。
次回は一般歯科で矯正歯科治療を行うメリット6~10についてお伝えします。