鼻呼吸のメリットって何?
鼻呼吸は、吸気が大きな鼻腔を通ることでその温度や湿度が適切になり、さらに空気中のごみや細菌が除去されるため、体に適した空気を体内に入れることが出来ます。
また吸気の際、体内と違う温度の空気が入った鼻腔内の血管から熱が奪われることで頭が冴え、集中力が持続すると言われています。
口呼吸による全身的な影響について
お子さまは口呼吸になっていませんか?口呼吸を続けていると次のようなデメリットがあります。
・口腔内が乾燥する
・乾燥によって、口臭や口腔内の易感染症が高まる
・直接空気が肺に入ることによって、易感染症が高まる
・直接空気が体内に入ることによって、アレルギーが発生しやすくなる
・唾液が減少することによって虫歯や歯周病が増加
・咬み合わせる時間が減ることによって歯列不正や顎関節症、口唇周囲筋の筋力減少が生じやすくなる
・咽頭など軟組織に炎症が起きやすくなる
・軟組織の炎症からいびきや無呼吸症候群が生じる
・いびき、無呼吸症候群によって睡眠の質が低下し、睡眠障害が発生しやすくなる
・睡眠障害により子供たちの心身の成長が障害される
・呼吸しやすいように(気道を拡げようとして)猫背の体勢になりやすい。すると前傾した頭を支えるため、座っているときに頬杖をつきやすくなる(=歯列に影響しやすい動作の習慣化)
歯医者さんで口呼吸を改善することが可能です。
お子さまの全身的な健康のために、定期的な歯科検診を受けましょう!